これぞ日本の大相撲

大相撲の決まり手

相撲の決まり手

大相撲には、決まり手は82手あるとされています。一番多いのが寄り切りです。
珍しい決まり手を繰り出した関取と言えば舞の海を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、舞の海の決まり手は34手とされ、朝青龍や日馬富士よりも少ないとされています。

平成以降の関取で、一番決まり手が多かったのは旭鷲山で49もの決まり手があったようです。舞の海の決まり手が多い印象を与えたのには珍しい決まり手が多かったからでしょう。その中で最も得意だったのが三所攻めと言われています。相手の足を内掛けか外掛けし、もう片方の足をとり、同時に自分の頭を相手の胸につけるか体を寄せて相手を倒す技です。

現役の力士として珍しい決まり手を期待されているのが宇良とされています。学生時代からレスリングで培った身体能力で珍しい決まり手を数多く決めてきたからです。幕内でも伝え反りと言う珍しい決まり手を決めています。

決まり手制定後、未だ幕内ででていないのが徳利投げです。相手の首や頭を両手で挟んで投げるものですが、十両以下では記録はあるものの幕内ではない珍しい決まり手と言えるでしょう。

意外な決まり手としては柔道でもお馴染みの一本背負いではないでしょうか。大相撲でも82の決まり手の1つとして記載されています。