これぞ日本の大相撲

大相撲 外国人力士が多い理由

力士

大相撲の世界で今とても目立っているのが外国人力士ですが、そのなかでもモンゴル出身の力士が多いです。

外国出身のなかの割合で6割以上の数を占めていまして、これだけの数が増加している理由として挙げられるのはモンゴルでも大相撲が人気があり、自分自身の能力を活かすためにも憧れの日本の大相撲で稼ごうという方がいるからです。

単純に相撲が上手い、好きだという場合や根底の部分にあるのですが、モンゴルは日本よりも平均年収がとても低く、横綱や大関などになった場合は莫大な収入になります。そんな夢を目指している少年が数多く存在して、日本にいって稼いで親孝行をしたい、有名になりたいというのがあるのです。もちろんモンゴルは独自の相撲文化やレスリングがありますので、抵抗感が少なく、身体能力を活かしやすいというのもあるでしょう。モンゴル以外の地域から来られる力士の場合でも相撲の魅力にハマったり、大金を夢見たりすることが多くあるのではないでしょうか。

なぜ外国出身の関取ばかりが優勝するのか、強いのかと疑問に思われるかもしれませんが、スカウトされたり、より優秀な人材を厳選したりと外国のなかでも実力があると思われている方ばかり日本に来るからです。

日本で活躍する姿を見て、それに憧れて、さらに少年たちの間でも相撲が流行り、そういったスパイラルな部分も生まれていまして、より人材が集中してきていることもあります。特にモンゴルでは、制限というものがありますので日本に行きたくても行けないという方も大勢いまして、本当に厳選された人だけがスカウトされている状態なのです。